2019年07月05日作花弁護士の本『わたしの宮沢賢治―法律家から見た賢治』が発売されました
作花弁護士の本『わたしの宮沢賢治―法律家から見た賢治』(ソレイユ出版)が,7月5日に発売されました。
この「わたしの宮沢賢治」(ソレイユ出版)シリーズは,文学者・天文学者・医師など,さまざまな分野の方が,自分にとっての宮沢賢治がどのような存在なのか,自分の人生において宮沢賢治はどのような影響を与えているのかを語る,というものです。
本は,これまでえてして文学的な光が当てられてきた宮沢賢治の作品群に,私なりの,法律家としての光を当てた作品です。貧しい東北の農家の方々を何とか救いたいと願った宮沢賢治が,その活動の中で感じた正義感や公平感が,作品群の中には込められているのではないか,それを浮かび上がらせたいという思いで書いた作品でもあります。
宮沢賢治の言葉や世界観を愛されている方も,さらには決して目には見えない,でも心で確かに感じることができる,私達の社会を支えている正義や公平の感覚についてご関心をお持ちの方も,きっと喜んでいただけるような1冊になったのではないか,と考えています。ご関心をお持ちの方は,ぜひお読みいただいて,宮沢賢治がこの世に残してくれた大切な存在を,感じていただければと思います。