2014年05月12日女性の再婚禁止期間違憲訴訟を重要判例解説で取り上げていただきました
法律書の出版社として有名な有斐閣から発行されている『重要判例解説』の平成25年度版で,私が担当させていただいており,現在最高裁判所に係属している女性の再婚禁止期間違憲訴訟を取り上げていただきました。
この訴訟では,日本が批准している国際人権条約とその条約機関による法改正を求める勧告をどのように憲法解釈に反映させるかがとても重要なポイントとなっています。
私なりに工夫を加えたのが,「条約並びに条約機関による勧告は,憲法解釈に影響を与える立法事実である」という主張です。ブログでは,上で御紹介した重要判例解説の御紹介とともに,その国際人権条約についての主張が良い方向に影響した最高裁判所での判決が出ることを夢見ていることなどをまとめております。